新学期になり、お子さんは友達作りはスムーズにできていますか?1週間経っても友達ができないと、親としてその後の学校生活が心配ですよね。
そこで今回は、「新学期に友達ができない子の助け方」をお伝えしましょう。一歩間違えると、これがきっかけで不登校になる可能性もあります。
正しくサポートをすることで、子どもは楽しく充実した学校生活を送れるようになるはずです。
新学期に友達ができない子2つの特徴
新学期に友達ができない子には、次の特徴があることが多いです。1つ目は「もともと、友達が一人しかいない子」です。
この場合、その子と同じクラスになれないと一気に孤独を感じてしまいます。結果的に、他の子に話しかける勇気も出てきません。
2つ目は「もともと、コミュニケーションが苦手な子」です。
自分から話しかけるのが苦手、無視されるのが怖くて話しかけられないなどが理由で、最初の一歩が踏み出せない子もいます。
お子さんがこれらの特徴に当てはまる場合は、注意深く様子を見てあげましょう。
友達ができなかったときに親が避けるべき対応
1週間経っても子どもに友達ができないと、親としていろいろとサポートしたくなるでしょう。ただし、やってはいけない対応が2つあります。
1つ目は「いきなりアドバイスをすること」です。親としては「こうすればいいよ」とアドバイスしたくなると思います。
しかし、子どもは辛くて不安な気持ちでいっぱいです。まずは、その気持ちをしっかり聞いてあげましょう。
2つ目は「いきなり学校に相談すること」です。
親がよかれと思って先生に相談しても、子ども自身は「先生には知られたくなかった」と感じることもあります。
子どもの気持ちを確認した上で、学校に相談するようにしましょう。
不登校を防ぐために親ができること
子どもが友達ができず辛い思いをしている場合、親として何ができるのでしょうか?まずは、辛い気持ちを吐き出させることが大切です。
子どもが抱えている不安や悩みをしっかり共感し、受け止めてあげましょう。次に、今後どうしたいかを子どもに聞きます。
「しばらく様子を見たい」「先生に相談してほしい」など、子どもの考えを尊重して次の行動を決めましょう。
どうしても状況が改善せず、それでも子どもが先生に知られたくないと言う場合、子どもに気づかれないように学校に相談するという選択もあります。
信頼できる先生がいる場合、試してみてもいいでしょう。ただし、子どもにばれると親子関係が崩壊するので注意してください。
本日のまとめ
友達が一人しかいない子、コミュニケーションが苦手な子は、新学期に友達作りで苦労することがあります。
子どもが辛い気持ちでいる場合は、まずはその気持ちをしっかり聞いてあげることが大切です。
子どもの気持ちに寄り添い、様子を見たり、先生に相談したりするなどの対応を行っていきましょう。
明日ですが、「子育てに限界を感じた時の預け入れ先」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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