子どもが思春期になると、考えていることが理解できずに戸惑う方も多いでしょう。
しかし思春期の特徴って、実はシンプルです。今回は思春期になると子どもに起こる3つの変化を、お伝えします。
この3つを覚えておけば、無駄にぶつかることがなくなり、親子関係が悪化することはないでしょう。子育ても楽になるはずです。
特徴1 自分の意見が出てくる
今までお子さんは、親が「水泳習ってみよう」と伝えると、そこまで深く考えずに「いいよ」と言っていたとします。
これが思春期になると「水泳は嫌、剣道がやりたい」というように、親の意見を聞かなくなることが増えてきます。
愛情バロメータが高い場合、これは自分の意見を持てるようになったということです。成長していく上で大切なことで、悪いことではありません。
そのため、頭から否定せず、気持ちを理解してあげましょう。
特徴2 頭の中の9割は人間関係
思春期の子どもの頭の中の9割は、人間関係です。そのため友達関係でトラブルがあったりすると、学校、勉強などに支障をきたします。
門限が早く、自分だけ友達よりも早く帰らなければならない状態には反発します。友達関係に影響が出ると考えるからでしょう。
こういった場合、子どもの気持ちを汲み取って、親が多少折れてあげることも必要です。また恋人ができると、頭の中の9割が恋人になる子もいます。
最低限ダメな事は伝える必要がありますが、基本的には、親子関係が良好であれば何かあったときに相談してくれます。
特徴3 気分のムラが激しい
思春期の子は、気分のムラが激しいです。学校で嫌なことがあって家でイライラしていても、翌日には元気になっていることもあるでしょう。
学校に行きたくないと言っていたのに、次の日突然行けることもあります。そこで親は、振り回されないようにすることが大切です。
たとえば「一生家に帰ってくるもんか」と子どもに言われたとしても、たいていは帰ってきます。
子どもの言葉をすべて信じすぎないようにして、落ち着くまで待つことも時には必要です。
本日のまとめ
思春期になると自分の意見が出てくる、頭の中の9割は人間関係になる、気分のムラが激しくなります。
すべて子どもが成長した証です。上手に対応しましょう。
明後日ですが、「子どもの自己肯定感を下げる親の特徴」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもは思春期になるとどう変わる?
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