子どもがなかなか親の言うことを聞かないと、親としてはストレスがたまりますよね。
この場合、もしかしたらしつけの方法が間違っているかもしれません。そこで今回は、子どものしつけの仕方についてまとめました。
紹介する方法で子どもに向き合えば、子どもの反抗は落ち着きます。将来社会に出ても、困らない人間になれるはずです。
しつけとは何か?
そもそもしつけとは、子どもが社会で自律できるようにするために行うものです。これをしないと、さまざまなデメリットが生じます。
たとえば、人間関係でのトラブルが増えたり、集団生活でルールを守れずに輪を乱したりするようになるでしょう。
最悪の場合、誰かがケガをしたり傷ついたりして、逮捕されることもあるのです。そのため、親が責任を持って、子どものしつけをしないといけません。
子どものしつけをする3つのステップ
では、どういった流れで行えばいいのか。まず、しつけをするためには、良好な親子関係を築くことが大切です。
親子関係が悪いと、子どもは親の言うことを聞かないため、しつけをすること自体が難しくなるからです。
良好な親子関係ができたら、しつけを行います。このとき、ただ「ダメ」と言うだけでなく、なぜそれがよくないのか、どうすればよいのかを伝えることが重要です。
たとえば、電車の中で音楽を大きな音で流している場合、他の乗客に迷惑をかけることや、イヤホンを使うべき理由を説明します。
最後に、しつけは、繰り返し伝えることが大切です。1回で理解できると思ってはいけません。
絶対にやってはいけないしつけ
しつけで、絶対にやってはいけないことが3つあります。
1つ目は、暴力や暴言でしつけることです。これだと子どもは怖がるだけで、何がダメなのか理解できません。
2つ目は、一貫性がないしつけです。昨日と言っていたことが今日違うと、子どもは混乱してしまいます。
3つ目は、厳しすぎる罰則をつけることです。罰則がなくても、子どもは理解できますので、過度な罰は逆効果でしょう。
本日のまとめ
しつけとは、子どもが社会で自律できるようにするための教育です。親が責任を持ってやらないと、子どもは将来困ります。
その際、「暴力や暴言でしつけない」「一貫性をもたせる」「厳しすぎる罰則を与えない」ことを意識しながら、社会のルールを教えていきましょう。
ただし、子どもが発達障害だとすぐに理解できないこともあります。この場合、専門家のサポートを得ながら向き合っていくことが大切です。
明日ですが、「受験期に家庭教師をやめるのはアリ?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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