新学期に友達ができるかどうかで、一年間の学校生活の充実度が決まります。しかし、気づいたらクラス内にグループができてしまっていたということも、よくあります。
そこで今回は、新しいクラスで、子どもが友達グループに入れなかったときのサポート法をお伝えします。
今回の内容を理解していただければ、友達ができて楽しく学校に行けるようになります。その結果、充実した一年を過ごすことができるでしょう。参考にしていただければ幸いです。
新学期は友達関係が激変
2月、3月の時点では、子どもたちは友達関係についてそこまで深く考えていません。そのため「別のクラスになっても仲良くしようね」などと言ったりします。
しかし、いざクラス替えがあると、多くの子は新しいクラスで友達を作ります。すると、前のクラスで仲良くしていた子に話しかけても、冷たい表情をされることがあります。
相手の子は冷たい表情をしたと思っていなくても、他の子と仲良くしている姿を見ると、冷たくされたように感じてしまうからです。
新しいクラスで友達ができていれば問題ないのですが、上手くできていないと子どもは不安に押しつぶされます。「どうしよう」「誰と話そう」と悩んでしまうからです。
まずは心のケアを行おう
もしお子さんが、新しいクラスで友達ができなかった場合、お父様お母様にやっていただきたいことがあります。それは、子どもの心のケアです。
新学期で部活や勉強のことなど、親としていろいろ聞きたい気持ちがあるのは分かります。しかし、まずは子どもの話を聞いてあげましょう。
「どう?新しいクラスは楽しい?」と聞いてみるのです。もしお子さんが、友達ができていな悩みを話してくれたら、「それはつらいよね」と受け止めましょう。
学校生活が上手くいっていないと、子どもは家でゲームに走ることも多いです。ただこの段階では、むやみに規制せずに一緒に付き合ってあげるのが良いでしょう。
それが心のケアになるからです。また、友達の作り方を聞かれてもいないのにアドバイスするのも良くないです。アドバイスするなら、聞かれてから答えるようにしましょう。
1週間たってもダメなら相談
初期の頃の友達関係は変わりやすい。最初の1週間くらいは、様子を見てみましょう。通常、どこかのタイミングで友達ができることがほとんどです。
ただ、1週間たっても友達ができないなら、学校の先生に相談します。学校の先生に相談する旨を、子どもに聞いてみましょう。
「相談していいよ」と言うなら、すぐに先生に電話をしましょう。先生に言うのを嫌がるようなら、さらに1週間ほど様子を見ます。
さらに1週間たっても状況が改善しないときは、どこかのタイミングで先生に相談しましょう。友達関係の悩みは、先生が間に入ることで解決できることが多いからです。
家庭での心のケアに加えて、先生と連携することで、お子さんをサポートしてあげてください。
本日のまとめ
新学期は友達関係が激変する時期です。前のクラスの子はあてにせずに、なるべく新しいクラスで友達を作るようにさせましょう。
もしスムーズに友達ができず悩んでいたら、心のケアをすることが大事です。話を聞く、美味しいご飯を作るなど、心の栄養を蓄えてあげましょう。
ストレスが溜まっていると子どもはゲームに走りやすいですが、むやみに規制せず一緒にゲームに付き合ってあげることも重要です。
1週間様子を見て、状況が改善しないときは学校の先生に相談しましょう。先生と連携することで、多くの問題は解決できます。
明日ですが、「父親に反抗する娘の対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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