夜、子どもがなかなか寝ないと、朝起きれなくなったり、勉強がついていけなくなったりします。これでは、心配になりますよね。
そこで本日は、私がこれまでに1万組以上の親子をサポートした結果わかった、「夜、子どもが寝ない家庭の特徴」を3つ解説しましょう。
ここを改善することで、子どもはきちんと寝られるようになります。生活リズムが整えば心身ともに安定し、勉強も頑張れるようになるはずです。
特徴1.夜大人がいない家庭
両親ともに仕事が夜型だったり、夜飲みに行ったりなどをしている場合、子どもの寝る時間も遅くなります。
大人がいない家は、子どもにとって最高の遊び場だからです。ゲームや電話など、好きなことを自由にやって当然でしょう。
そのため、両親ともに不在になる場合、祖父母や親戚など誰かに家に来てもらうか、そちらに泊めてもらうようにするのがいいです。
寝ないだけならまだしも、暇つぶしに外出して友達の家に行ったり、悪い友達が遊びに来たりすることもあるので注意しましょう。
特徴2.親子関係が悪い家庭
親子関係が悪いと、子どもは親がいる時間帯にリビングに行きたくなくなります。部屋に引きこもり、親が寝てから活動を始めるようになるでしょう。
すると、寝るのが遅くなり、ひどい場合は昼夜逆転生活にもつながってしまいます。親子関係が悪い理由の多くは、過干渉です。
「〇〇しなさい」と頻繁に言っていたり、細かいことを注意しすぎていたりする場合は、危険でしょう。
法律に違反することや、他人を傷つけることのような重要なこと以外は、言い過ぎないようにすることが大切です。
特徴3.親とゆっくり話ができない家庭
夜寝られないのは、心にストレスをかかえている状態です。
学校でいじめられている、友達関係がうまくいっていないなど、何かしらトラブルがある可能性もあります。
このとき、子どもは親に話を聞いてもらったり、先生に相談したりしないと解決しません。
親子でゆっくり話をする時間がないと、子どもは一人で悩みを抱え込むことになるでしょう。その結果、夜寝られなくなるのです。
仕事や家事で忙しいとは思いますが、毎日最低でも5分、できれば15分ぐらいは子どもとゆっくり話をする時間を確保しましょう。
本日のまとめ
子どもの就寝時間を早くするには、良好な親子関係を作り、悩みがあるなら一緒に解決していくことが大切です。
親も夜遅くまで起きることをやめて、両親ともに帰宅が遅くなるときには祖父母や親戚に協力をお願いするといいでしょう。
明日ですが、「子どものスマホトラブルを防ぐ方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。