お子さんって、苦手科目でもきちんと勉強していますか?嫌いな科目は後回しばかりで、悩んでいる方も少なくないでしょう。
そこで本日は、苦手科目を克服した古田さん親子を紹介します。親のサポートでやる気を引き出すことができれば、苦手科目を克服することができます。
成績や内申点も上がり、高校受験の合格率も上がるはずです!
目次
嫌いな科目も自らの意志で勉強するように変化
古田さんは、2021年8月に私がオンラインで行っている「思春期の子育てプログラム」に参加してくださいました。
お子さんが小学校高学年になったのに、勉強のやる気が出ないことが悩みでした。特に、苦手教科は勉強してくれなかったそうです。
しかし、今では苦手科目でも自分なりに工夫して勉強できるようになりました。
さらに得意な科目ももっと勉強するようになり、明らかに勉強に対する姿勢が変わったそうです。
小学生なので数字としてはまだ表れていませんが、中学生になってもきっと勉強を頑張ってくれるでしょう。
古田さんが行った5つのサポート
古田さんが行ったことは、次の5つです。
1つ目は、過干渉をやめたことです。子どもをコントロールしたり、勝手に親が先回りしたりするのをやめると、親子関係が良くなります。
2つ目は、「早くやりなさい」と言うのをやめたことです。子どもの勉強は急かすのではなく、待ってあげたほうがやる気が出ます。
3つ目は、子どもの好きなことに付き合ったことです。テレビやゲームなど子どもが好きなことを一緒に楽しむことで、親子関係を良好になります。
4つ目は、仕事を減らしたことです。残業は極力せず、仕事の効率を重視することで、自分や子どもとの時間の確保ができました。
5つ目は、共感しほめたことです。苦手科目を頑張る子どもをほめたことで、やる気が上がりました。
勉強するかどうかは親の関わり方次第
古田さんは、子どもを無理やり勉強をさせたり教えたりしていません。しかし、お子さんは勉強に積極的に取り組むようになりました。一体なぜでしょうか。
この理由は、家で楽しく過ごすように意識したことで、愛情バロメータが上がったからです。
すると、子どもは自然に「勉強しよう」というエネルギーが出てきます。その結果、親がアレコレ言わなくても、勝手に勉強をするようになったのです。
このように家庭の雰囲気を良くするだけで、6割の子は勉強をするようになるでしょう。
親子関係が良くても勉強しないときは?
ただし4割の子は、それだけではうまくいきません。わからない問題につまずいてやる気をなくしたり、勉強の仕方がわからなかったりするからです。
この場合は、楽しい家庭づくりに加えて、お父さんお母さんや塾、家庭教師など、ニガテを克服する手段を作ってあげましょう。
ここまでできれば、子どもは勝手に勉強するようになります。
本日のまとめ
勉強に対してやる気が出ない子どもにやるべきことは、無理に勉強をさせたり、教えたりすることではありません。
子どもとの時間をつくり、家庭を楽しい空間にして、子どもが求める言動をすること、これが大切です。これができれば、子どもは自ら勉強するようになるはずです。
明日ですが、「子どもの勉強が伸びない接し方TOP3」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!苦手な教科を勉強できるようになった成果報告
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