お子さんの不登校が長引くと、親としては不安になりますよね。特に夏休みが明けて、生活リズムの立て直しができていないと、行き渋りになることが多いです。
この状態が続くと、不登校が長期化し、受験などにも影響が出ます。できるだけ早く、改善することが大切です。
そこで本日は、実際に長期間の不登校が解決した小林さんからいただいた成果報告を紹介しましょう。
小林さんが実際にされたことと同じことを意識すれば、不登校が解決できるはずです。子育ても楽になるでしょう。
小林さんのもともとの状態
小林さんのお子さんは、小3から不登校になりました。夜、寝ずに友達とゲームをしながら、電話することもあったそうです。
この状況が続くことに不安を感じ、私がオンラインで行っている「思春期の子育てプログラム」と「小井出博文先生と一緒に行った勉強会」に参加されました。
勉強会は、これまで300名以上の不登校やスマホゲーム依存を解決した現役のフリースクール校長で公認心理士の小井出博文先生と一緒に行ったものです。
講座や勉強会でお伝えしたことを実践された結果、徐々に登校できる日が増えて、中3からはほぼ毎日登校できるようになりました。
親が行った5つのサポート
では、小林さんはどのようなことを実践されたのでしょうか?主に5つのサポートを行ったそうです。
- 小さな成長を褒めること(たとえ遅刻をしても登校できたら褒める)
- 行けなくても一喜一憂しない(つらいのは子ども本人だと意識する)
- 子どもの不安な気持ちを受け止める(「大丈夫だよ」と明るく接する)
- 学校の先生に感謝を伝える(子どもへのサポートの感謝を伝え、学校との連携を行う)
- 家族みんなでサポート(お父さまはお子さんの趣味のサポート、お姉さんは話を聞く)
今では委員会にも立候補するなど、積極的に学校活動へ参加されているそうです。
不登校解決で大事なこと
小林さんの成果報告を読むと、不登校解決で大事なことがわかります。1つ目は、親が落ち込まないことです。
親が落ち込むと、子どももつらくなるからです。明るく接して、子どもの気持ちを楽にしてあげましょう。
2つ目は、無条件の愛情で接することです。学校に行くことよりも、元気に生きていることが何より大切です。
そのことを意識することで、子どもへの接し方も自然と変わり、子どもの心の安定につながるでしょう。
3つ目は、学校の先生との連携です。連携を図ることで声掛けをしてくれたり、席の配置を気遣ってくれたりなどがあるからです。
先生の対応次第でも、子どもの気持ちは変わります。日頃から先生との関わりを、意識していきましょう。
思春期の子育てで悩んでいる方へ
小林さんはお子さんへの接し方を変え、長期間の不登校を改善させることができました。
とはいえ、なかなか長年の子育てを変えることは簡単ではありません。そこで読んでいただきたいのが「思春期の子育て無料講座」です。
思春期の子育てのさまざまな悩みの解決ステップについて、より詳しく具体的に解説しています。よかったら、こちらも参考にしていただければ幸いです。
>>思春期の子育て無料講座
明日ですが、「お金を盗む子にお金は渡すべき?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。