子どもに振り回される母親脱出法

悩む母親

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

愛情バロメータをあげている最中です。一歩進んで二歩下がる、いゃ、二歩以上下がります…

息子の機嫌に振り回されてしんどいです。悔しくて泣けてくる時もあります。気持ちの切り替え方を教えて下さい。

子育てをしていると、子どもの機嫌がころころ変わることに振り回されたり、良かれと思ってしたことなのに反発されるということがあります。

そこで今回は、振り回されてしまう原因と、どうすれば振り回されない親になれるのかについてお伝えします。

この内容を理解していただければ、子育てのストレスはかなり減らせると思います。その結果、今より良好な親子関係が築けるようになります。参考にしていただければ幸いです。

要求を聞けるラインを明確にしよう

毅然とした態度

子どもに振り回されている状態というのは、「すべて子どもに合わせようとしている」状態です。

この状態が続くと、子どもの感情の起伏に付き合わされることになるので、親自身が疲れてしまいます。

子どもの要求に応えるのは、大事なことです。しかし、すべて聞き入れることはできません。要求を聞けるラインを明確にしておくことが大事です。

たとえば、子どもが「週末イオンに連れて行ってほしい」と言ったら、「土曜ならいいよ。ただ、日曜はお母さんもやることあるから無理だわ」という風に伝えます。

それに子どもが反発してきても、ダメなものはダメだと、毅然とした態度で冷静に伝えることが重要です。

叱るラインも明確にしよう

叱る

要求を聞けるラインを明確にするのと同じように、叱るラインも明確にしておくと、子どもに振り回されずに済みます。

たとえば、「21時以降はスマホ禁止」というルールの場合、30分過ぎてもまだやっていたら「いつやめるの?」と声掛けをし、22時になったら叱る、などです。

こういった基準を決めておくことで、「叱ったほうがいいかな?もうちょっと様子を見たほうがいいかな?」と悩まなくて済むからです。

思春期の子どもは大なり小なり悪いことをいろいろします。すべて叱っていたら親も疲れます。そのため、叱るラインも決めておくことが重要です。

ここからは叱るけど、ここまでは大目に見るというラインを決めたら、夫婦で共有しておくのが良いでしょう。そのほうが、子どもが混乱しないからです。

プライベートタイムを作ろう

ヨガ

日々、家事、仕事、育児だけの生活になると、誰でも疲れてしまうと思います。疲れが溜まってくると、さらに子どもに振り回されやすくなってしまいます。

そのため、プライベートタイム(自分の時間)を作ることがとても大事です。土曜日の午前中はジムに行くとか、ヨガをするなど、どんなことでも良いです。

誰にも邪魔されない自分の時間を作るようにしましょう。もちろん、予定している日に子どもの試合などが重なれば、変更するなどの柔軟性は必要かもしれません。

しかし、いつも子どもに合わせていては自分の時間も作れません。多少子どもに不満を言われても、負けずに乗り切りましょう。

愛情バロメータが高ければ、子どもは親の都合も理解してくれるはずです。

本日のまとめ

親子

子どもに振り回されないために、要求を聞けるラインと叱るラインを明確にしておくことが重要です。

子どもの要求をすべて聞くことはできないので、できないことはできないと伝えましょう。叱るときも、ここまでは大目に見るけどこれ以上は叱る、というラインを決めましょう。

このラインが決まったら、夫婦で共有しましょう。そのほうが、子どもも混乱せずに済むからです。また、プライベートタイムを作ることも重要です。

すべて子どもに合わせようとすると振り回されてしまうので、不満を言われようと「毅然とした態度で冷静に」対応しましょう。

明日ですが、「YouTube限定!部活動の決め方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!子どもに振り回される母親脱出法

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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