先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
私と友人のA、Bと3人で仲良くしていました。AとBは小学からの仲良しで親友でした。私は二人の間に中学から混ぜてもらっていました。
この前、家族同伴でBと私でお出かけをして、その事をネットでツイートしていました。Aがそれを見つけてしまったようで、関係が壊れてしまいました。
なんでツイートしてしまったんだろう。と今すごくモヤモヤしていて、友達に戻れないかもしれないと不安です。
過去のことを後悔しても遅いのはわかっているのですが、どうすればいいと思いますか?
現代の中学生の多くは、スマホを持っていて、TwitterやLINEなどをしています。これらのツールは便利なのですが、誤解が生じやすいため、喧嘩の原因になることも多いです。
今後スマホを持つ子はますます増えるので、ソーシャルメディアが原因の喧嘩も増えていくと思います。そこで本日は、友達と揉めないSNSの使い方についてまとめます。
是非お子さんにシェアしていただけると良いかと思います。
目次
なぜSNSはもめ事が起きやすいのか?
そもそもなぜSNSはもめ事が起こりやすいのでしょうか?私は次の2つが理由だと考えています。
日本語は想像以上に複雑な言語
日本語は世界でもトップレベルに、表現が複雑な言語です。同じ言葉でもニュアンスが異なったり、語尾を少し変えるだけで意味が変わったりします。例えば「大丈夫だよ」という言葉であっても、「大丈夫だよ。でも・・・」なのか「大丈夫だよ。安心してね」なのかで、意味が大きく異なります。
SNSは表情が見えないツール
日本人は本音を言わない人種です。「大丈夫だよ。でも・・・」であっても、「大丈夫だよ。」で済ませてしまうことが多いです。では、「でも」のニュアンスは、どこで理解すればよいのでしょうか?答えは雰囲気です。「大丈夫だよ」と言ったときの表情や声の高さなどで判断するしかありません。
しかしSNSは表情が見えないため、どのニュアンスの「大丈夫」なのかがわかりません。そのため誤解が非常に生まれやすいのです。
SNSを使うときに意識する3つのこと
では誤解が生じ友達関係が崩れるのを防ぐために、どういったことに注意すればよいのでしょうか?今すぐできることを3つお伝えします。
面倒なテーマには加わらない
例えばあなたの友達が、LINEグループで誰かの悪口を言い始めたとします。上に書いたように日本語はニュアンスが伝わりにくい言語です。例えあなたがその子の悪口を言わなかったとしても、トークに加わっているだけで、加害者になってしまいます。後で問題になって揉めるくらいなら、最初から加わらない方が良いです。
大事なテーマは電話に切り替える
例えば修学旅行の班決めで、誰と同じグループになるかを、LINEで相談していたとします。ある子をグループに入れるかどうかで、揉めそうになり、あなたの意見を聞かれたとします。こういったときは電話に切り替えたほうが良いです。文字だけだとあなたがその子をグループに入れたいか入れたくないか、微妙なニュアンスが伝わらないからです。後で揉めることを防ぐことができます。
心がモヤモヤするつぶやきをしない
例えば今回の相談者の子のような、だれか一人が悲しい想いをする可能性があるつぶやきをする前というのは、必ず心がモヤモヤします。心の中で、- 楽しかったから呟きたい
- でも呟いたらAが傷つくかも
モヤモヤという心の声は、あなたが想像している以上に的確だからです。この3つを意識してSNSを使えば、揉めることが少なくなると思います。
喧嘩してしまった親友と仲直りする方法
最後になりますが、今回の相談者の子は、
過去のことを後悔しても遅いのはわかっているのですが、どうすればいいと思いますか?
という相談を送ってくれました。この場合、
- まずは誠意をもって謝る
- 許してくれなければ時間をおく
- もう一度謝る
こちらの記事も参考にしてみてください。
>>喧嘩している子に謝るタイミング
本日のまとめ
SNSのような文章中心のツールは、もめ事が起こりやすいです。毎日記事を書いている私でさえ、伝えたいことが上手く伝えられず、誤解を生んでしまうことがたくさんあります。
せっかく仲の良かった友達と、ちょっとした誤解がきっかけで喧嘩してしまったら辛いですよね?ちょっとした気遣いで防ぐことができるので、本日お伝えした3つのポイントを意識してみてください。
明日ですが、「英語で学年1位を取り受験成功」というお話をします。今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
道山ケイ
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