素直ではない子供の直し方

素直じゃない子供

先日こんな相談を頂きました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

先生がおっしゃる、内申をあげるためには、先生に好かれる!というものが出来なくていつも先生から素直じゃないとか、怒られると謝れずにらんでいるとか、屁理屈を言ってしまう娘が心配です。

この先、社会人にいつかなっても、苦労するだろうなと想像がつきます。実際に私も娘と話していると正直、イライラしてしまいます。

こういった子供に対しては、どうやって接していくのが、良いと思いますか?

はっきり言います!素直ではない子は、この先ずっと苦労します。なぜ苦労するのかというと成長スピードが遅いからです。

親や教師のアドバイスを聞くことができないと、間違ったやり方を続けることになります。その結果、学力も運動能力が伸びるスピードも遅くなるからです。

ではそういった子に対して、私たち大人はどう接すればよいのでしょうか?またどうすれば素直にすることができるのでしょうか?

子どもが素直ではなくなる本当の原因と改善方法をお伝えします。しっかり実践していただければ3か月後から少しずつお子さんが素直になり始めますよ!

素直ではない人間が苦労する理由

苦労
せっかくなので、なぜ素直ではない人ほど苦労するのかについてもう少し詳しくお話しします。例えば私の勉強会に参加される方の中には、
  • 素直な方
  • 素直ではない方
の2種類がいます。素直な方というのは、私がこうしてくださいと伝えたらその日から早速行動を始めます。するとすぐに結果が出ます。

親子関係の勉強会なら、子どもが笑顔になるわけです。一方素直でない方は、
  • 「でも私の家は違うし」
  • 「でも時間がなくて」
という言い訳をして、いつまでたっても行動をしません。その結果、何も変化が起こらないのです。なんでも素直に聞く人ほど、すぐに結果が出るので、その分成長スピードは早くなります。

実は子どもだけではなく、大人も素直になればなるほど、
  • 親子関係が良好になる
  • 子どもの不登校が改善する
  • 子どもの成績が上がり受験に合格する
などの結果が出る確率が大きく上がるわけです!※以下のページでは、さらに短期間で親子関係や成績などの結果を出す方法をまとめています。

>>さらに最短で結果を出す方法

道山は素直ではなく頑固者です!笑

頑固者
ここまでに素直になることのメリットをたくさん書いてきたのですが、私自身はあまり素直ではありません(笑)正確にいうと、素直な部分と素直ではない部分があります。

では素直ではない部分は、どうして素直になれないのか?自分自身を振り返ってみると、次の2つが原因だとわかります。

もしお子さんがあまり素直ではないとしたら、もしかしたらこの2つが原因という可能性があります。この2つを改善すれば素直になる可能性が高いです!

その人のことを信じられていない

私は自分が尊敬している方からのアドバイスというのは、素直に聞き入れられます。ただ出会って間もない人や、心の底から尊敬できない人のアドバイスには素直になれません。

つまり、子どもがあなたの言うことを素直に聞かないのであれば、あなたのことを信じていない可能性があるということです。

失敗しないとわからない

例えば私の場合、どこかに旅行に行くとき「早めに予約したほうが良いよ」というアドバイスをもらいます。でも予約を忘れていて、気づいたら直前で宿が取れない!ということがよくあります。

こうなった時初めて、素直に聞いておけばよかったと反省します。私自身は、失敗したタイミングで学ぶのです。逆に考えると、一度失敗しないと素直になれないタイプということです。

>>ダイソンの掃除機から学ぶ失敗の本質とは!?

素直ではない子にすべき2つの対応

愛情
これら2つの原因を考えると、素直ではない子に対して私たち親がすべきことが見えてきます。もしお子さんが今素直ではないタイプだとしたら、まずはこの2つを試してみてください。

実際に私が年間3000組のお父様お母様の子育てをアドバイスしてきた結果わかった方法なので、継続すれば必ずお子さんが素直になると思います。

愛情バロメータを上げる

上で説明したように、人は信頼できる人のアドバイスなら素直に聞くことができます。

今回相談者の方は、先生から「子供が素直ではない」と言われているわけですが、それは子どもが悪いわけではありません。

子どもと信頼関係を創れていない先生が悪いわけです。今後心の底から信頼できる先生が現れれば素直に聞けるようになります。

また親の話を聞かないなら、まずは愛情バロメータを上げて信頼関係を構築してください。愛情バロメータはすぐに上がるものではありません。

しかしコツコツ実践していくと必ず上がります。愛情バロメータが上がればお子さんは素直になるだけでなく、親子関係も良好になります。

その結果、スマホ依存などの問題行動が改善したり、勉強に対してやる気を出したりします。

>>愛情バロメータを上げる思春期の子育て講座

一度失敗させる

いくら信頼関係ができていても、言うことを聞かない子はいます。この場合は私と同じで、一度失敗させるとよいです。

人は失敗したタイミングで学びます。親のアドバイスが正しいとわかれば、次からは素直に聞けるようになるわけです。

失敗は悪いことではありません。失敗は子供が成長するための機会だと考えて見守ることが大事になります。

明日ですが、「1月1日は1年間の目標を決めよう!」というお話します。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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