先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
大好きなサッカーをやめてから、無気力になっています。ゲームは本人の意思を尊重し、ゲームをやったら習い事にいくことにさせましたが、毎回ドタキャン。
すべて習い事を辞めて0ベースにしたい気持ちになります。子供の意思を尊重すると、家にいてなにもやりません。
夫からも「お前が変わらないからだ」と責められ、つらいです。
子どもが突然やる気を失い、何もしない状態になると心配ですよね。
そこで今回は、「やる気がない子どもは見守るだけでいいのか」について、解説しましょう。
お伝えする方法で対応をすれば、お子さんの状況は改善できます。親のイライラも減り、家族に笑顔が戻るはずです。
なぜサッカーをやめたのか?

相談者さんの場合、まず気になるのが、なぜサッカーをやめたのかという点です。
サッカーが大好きであれば、やめてしまうと楽しみがなくなり無気力になるからです。これが原因の可能性があります。
いじめなどでやめざるを得なかった場合は、別のチームに移動することを考えましょう。
本人がやめたいと言った場合でも、気持ちが変わっている可能性があります。やめなければよかったと言うなら、もう一度戻れるようサポートしましょう。
習い事をドタキャンするときは?

次に、ドタキャンが続いている習い事です。これを続けるかどうかは、本人の意思を確認しましょう。
習い事は、絶対に続けないといけないものではないからです。本人がやめたいと言っているなら、やめればいいでしょう。
行きたくないところに無理やり行かせていると、無気力が加速してします。
続けたいと言っているのにドタキャンが続くなら「月に1回以上ドタキャンしたらやめさせる」などの、ルールを決めましょう。
家にいて、何もやらない理由

相談者さんのお子さんは、サボっているわけではありません。元気が出ずに、無気力になっている状況です。
これを改善するには、愛情バロメータを上げる必要があります。子どもの要求をできるだけ聞いてあげましょう。
聞いてあげるほど子どもは親の愛情を感じ、気力も出てきます。もちろん、おかしな要求は聞いてはいけません。
また、楽しみや生きがいを作るサポートもしてください。サッカーが嫌になってしまったらなら、別のものを見つけましょう。
本日のまとめ

子どものやる気がないなら、無気力の原因を見つけることが大切です。サッカーや習い事のやめ方に問題がなかったか、振り返ってみましょう。
愛情バロメータを上げ、子どもの要求を聞くことで気力が戻ってきます。楽しみや生きがいを作るサポートも忘れずに行いましょう。
明日ですが、「引きこもりを改善し、家から出られるようになった成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ






































































































































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