先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中学二年の息子ですが、なかなか友達ができにくく悩んでいます。小学校のころは、沢山いろんな子と遊んでいたのですが、中学になり、突然行き来する友達が減りました。
部活、学校、塾が忙しいから仕方ない、と本人は言うのですが、せっかくの中学生。青春がもったいない気がします。遊びに行くように促す方がよいでしょうか?
干渉しない方がよいでしょうか?教えてください
子どもが学校で友達と仲良くやれているかどうか、お父さんお母さんとしては気になるところだと思います。
そこで今回は、子どもが友達関係でうまくやれているのかどうか、それを判断する方法と適切なサポート法をお伝えします。参考にしていただければ幸いです。
結論!悩んでいるかどうかが大事
今回の相談者さんの場合、「部活、学校、塾が忙しいから仕方ない、と本人は言う」とあります。これが本心なら、まったく問題ありません。
たとえば、大人の場合なら学校を仕事に、部活を飲み会に、塾を家族のイベントに置き換えてみましょう。
「仕事と飲み会と家庭で忙しくて、地元の友達と遊ぶ暇がない」といった状況は、なんの問題もないことがすぐに分かると思います。
ただ、言っているのが本心ではなく強がっている場合は、いつか爆発してしまう可能性もあります。早めに解決することが大切です。
強がっているなら声をかけよう
もしお子さんが強がって言っているのなら、早めに手を打ったほうが良いです。この時、まずは愛情バロメータを上げましょう。
なぜなら、強がっているというのは、親に悩みを打ち明けられない状況だからです。親子の信頼関係がしっかり築ければ、不安や悩みを打ち明けてくれるようになります。
その状態になるまで、愛情バロメータを上げましょう。この時、子どもの話をしっかり聞いてあげることが大切です。
バロメータがあがってきたら、「最近何かあった?」と、声をかけてみましょう。少しでも相談してくれるようになれば、担任の先生に相談するなど、問題解決に向けて動き出すことができます。
何も話さなければ先生に相談
愛情バロメータが上がっても、親に話してくれない子はいます。子どもが高校生くらいなら、親に話したくないこともあるでしょう。
何も話してくれないのなら、担任の先生に電話で相談しましょう。ただこのとき、相談したことを本人には言わないでもらうことが重要です。
子どもの許可がない状態で勝手に相談すると、親子関係が悪くなることがあるからです。この点を伝えてから相談してみましょう。
「うちの子、最近元気がないんですが学校ではどうですか?」という感じで聞いてみます。先生のサポートがあれば、解決することは多いです。
本日のまとめ
子どもが友達と遊んでいなくても、本人が悩んでいないのなら、まったく問題ありません。ただ、本心ではなく強がって言っている場合は、愛情バロメータを上げて相談してもらえる関係を作りましょう。
その後で担任の先生に相談すれば、問題解決に向けて前進します。先生に頼れば早く解決できることも多いので、まずは相談してみましょう。
明日ですが、「勉強効率が3倍上がる時間帯とは?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!友達がいない子どものサポート法
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