勉強を後回しにする子のサポート法

スマホを触る中学生

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

小学6年生の母です。親子関係は良好です。勉強のやる気はありますが、いつも後回しにします。

『3時からやる』と言っていても、3時になると、『5時からにする』とどんどん後に回します。結局最後にはやるのですが、問題ないですか?

宿題をやらずに遊びに行ってしまう、テスト勉強をしないといけないのにゲームをしてしまう。こんなお子さんは、大勢いるでしょう。

なぜ後回しにしてしまうのか、どうすれば勉強を先にやらせることができるのかをお伝えしていきます。

本日の内容を理解していただければ、親子関係を良好な状態に保ちつつ、ルールづくりができるはずです。定期テストの点数も上がるでしょう。

年齢と愛情バロメータによって、目標は変わる

小学生

そもそも今回の悩みですが、子どもの年齢によって、改善すべきかどうかが変わります。小6の場合、きちんと宿題ができていれば問題ありません。

ただし中3の場合、改善すべきでしょう。まもなく受験なので、早く宿題を終わらせて、受験勉強をしないといけないからです。

また愛情バロメータによっても、異なります。これが低い場合、高い目標を頑張らせるのは難しいでしょう。宿題ができているだけで、褒めることが大切です。

一方愛情バロメータが高い場合は、先に宿題をやらせることができるでしょう。年齢、愛情バロメータを視点に、判断してみてください。

なぜ、後回しにしてしまうのか?

ルール

なぜ子どもは、やるべきことを後回しにしてしまうのでしょうか?

1つ目の理由は、焦ってやる必要がないからです。後からやれば問題ないと考えているため、先に遊びたいという気持ちが勝ってしまいます。

この場合、勉強をしたら遊びOKというルールをつくれば、先に終わらせることが可能です。

ただし、愛情バロメータが高いことが前提です。これが低いと、ルールや親に反発してくるでしょう。まずは愛情バロメータを上げることが大切です。

友達と遊びたくて、後回しにする場合

友達と遊ぶ

2つ目の理由は、友達と遊びたいからです。子どもからすると、先に勉強をすると友達と遊ぶのに遅れてしまいます。

みんなが遊んでいるのに、自分だけ勉強するのは難しいです。これを強制すると親子関係が悪くなり、勉強どころではなくなるでしょう。

この場合は、無理して先に終わらせなくてもいいです。子どもの事情を理解してあげて、子どもが守れるルールを親子でつくっていきましょう。

21時までには終わらせる、帰ってきたらご飯の前に宿題をする、などで十分です。

本日のまとめ

親子

小6の子が宿題を後回しにしていても、きちんとやれていれば問題ありません。無理に先にやらせようとすると親子関係が悪くなり、勉強どころではなくなる可能性もあります。

友達との遊びの約束もあるでしょう。子どもの事情も理解して、守れるルールを親子で話し合ってつくることが大切です。

明日ですが、「子どもがいじめで不登校になったら?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!勉強を後回しにする子のサポート法

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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