金メダリストに聞く!子どもを伸ばす指導法

コーチ

先日、YouTubeの対談企画で、バルセロナオリンピック競泳女子200m平泳ぎでの金メダルを取った岩崎恭子さんと対談させていただきました。

当時の年齢は14歳。つまり、中学生でオリンピック金メダルを取っているのです。そこで先週の日曜日に、その時にお聞きした「子どもを伸ばす親の習慣」を解説しました。

>>金メダリストに聞く!子どもを伸ばす親 9つの習慣

本日はその続きで「金メダリストに聞く!子どもを伸ばす指導法」を紹介します。

中学生で金メダルを取った練習法、優秀なコーチの見極め方、金メダルを取る人と銀メダルで止まる人の違いなどをお聞きしました。

お子さんがスポーツや芸術の分野を頑張っている場合、同じことを意識してサポートしてみてください。

今よりさらに試合で結果を出したり、才能を開花させたりすることにつながると思います。

金メダリストの1週間の練習量とは?

水泳

金メダリストと聞くと、毎日朝練から始まり、午後も夜遅くまで練習している姿を想像するかもしれません。しかし、岩崎さんは、週に4~5日しか練習していなかったそうです。

素人の私からするとそれでもすごいと思いますが、オリンピックを目指している方からすると少ない方だそうです。では、お子さんがスポーツで結果を出す場合、どれくらい練習すればいいのか?

岩崎さんによると「子どもの疲れを見て判断する」ことが大切だそうです。練習しすぎて疲れがたまっているなら、練習量を減らす。まだまだ元気なら、少しずつ増やす。

こうして、お子さんに合った量を行うことが、もっともパフォーマンスが上がると言います。

優秀なコーチを見極める2つの条件

コーチ

教え子がオリンピックで金メダルを取る。コーチとして、これほどの結果を残せるのはすごいことです。

では、岩崎さんのコーチは、どんなサポートをしていたのでしょうか。岩崎さんいわく、主に3つのことをしてくれたそうです。

1つ目は「負けた時に原因を分析する」ことです。激しく叱るのではなく、「ここが良くなかったのでは?」という感じで原因を教えてくれました。その結果、試合で負けるごとに成長できるわけです。

2つ目は「人として成長させる」ことです。ただ試合に勝てばよいという考えではなく、人間として成長できるようにサポートしてくれました。

もし、お子さんの部活や習い事の先生が、上記のことをしっかりやってくれていたら、優秀な先生である可能性も高いでしょう。

金メダリストと銀メダリストの違い

金銀銅

岩崎さんがオリンピックで金メダルを取ったときにヘッドコーチをされていた鈴木陽二さんという方がいます。たくさんのオリンピック選手を育てて来られた方です。

実は岩崎さんが鈴木さんに「1位を取れる人とそうでない人の違い」を聞いたとき、鈴木さんは「素直さ」と教えてくれたそうです。

特に水泳は、自分が泳いでいる姿を鏡で見ることができません。そのため、コーチからのアドバイスが大切になります。そのアドバイスを素直に聞ける人ほど、伸びるそうです。

思春期の子は、なかなか素直になれません(笑)。そんなときは、まずは愛情バロメータを上げましょう。親子関係が良くなると、少しは話を聞いてくれるようになります。

岩崎恭子さんから直接学べる勉強会

ZOOM

先日も紹介しましたが、6月11日に、岩崎さんから直接スポーツの魅力と子育てについての勉強会が始まります。

オリンピック金メダリストから直接話を聞ける機会って、なかなかありません。zoomを使ったオンライン形式なので、世界中どこからでも学べます。

ゲスト講師として2020東京五輪卓球女子団体で銀メダルを獲得した平野美宇さんの母、平野真理子さんも参加されます。お子さんが水泳や卓球を頑張っているなら、参考になるお話を聞けると思います。

30名の定員に達すると参加できなくなってしまうので、もし興味があればお早めに詳細をチェックしてただければと思います。

>>岩崎恭子のGOLDPROJECT~誰もが輝ける場所を創る~

明日ですが、「不登校の子の気持ちと正しい接し方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!金メダリストに聞く!子どもを伸ばす指導法

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このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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