先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
シングル母親です。実家で母親と三人で暮らしてましたが、先月からアパートで2人暮らし。
4月スマホ持たせたあたりからルールを破り、注意すると怒り「クソが!きもい!」と言うように。
「車に傘忘れた、取ってきて!」と言われ、自分で取りに行きなさい」と言うと、時間無いやろ!というので、逆らわず取りに行きました。
昨夜はスマホ使用時間超えたことを注意したら、クソがと私の悪口連発です。
子どもから暴言ばかり吐かれると、親として悲しくなりますよね。しかし子どもが暴言を吐く場合、なにか理由があります。
これがわかれば、子どもは暴言を吐く必要がなくなり、良好な親子関係を築くことができるでしょう。
そこで本日は、暴言を吐く理由と対処法について解説します。参考にしていただければ幸いです。
なぜ子どもは暴言を吐くのか?
実はスマホを持たせたからといって、暴言を吐くようになるわけではありません。スマホを持っていても、暴言を吐かない子もいるからです。
つまり、暴言を吐くようになった理由はスマホ以外にあります。今回の相談者さんの場合、考えられる原因は2つです。
1つ目は、理不尽な叱り方です。親が勝手にルールを決めていたり、上から目線な叱り方をすると、子どもは反抗します。
2つ目は、親子関係の悪化です。親子関係が良くないと、子どもは親へ反発するようになるからです。この2つを改善していけば、暴言はなくなります。
子どもが親に求めていることは?
まずは、親子関係を良好にしていきましょう。そのためには「子どもが親に何を求めているか」を考えることが大切です。
今回の場合、子どもは家庭環境の変化から「寂しい」気持ちになっていると考えられます。つまり、母親と楽しく会話ができる、明るい家庭を望んでいるでしょう。
帰宅してすぐに「いつまでスマホやってんの」と叱るのは、子どもが望んでいることではありません。子どもが楽しいと思える会話をすることが大切です。
良好な親子関係ができたら、子ども本人が納得できるスマホのルールを作りましょう。しっかり話し合って決めることが大切です。
暴言には毅然とした対応を
今回の相談者さんのお子さんは、親に暴言を吐いています。これは許してはいけません。
ただ、理不尽な叱り方ををすると、子どもは反発します。たとえばいきなり「スマホやめなさい」だと、子どもは反発します。
そうではなく、たとえば「そろそろ寝なよ」「あとどれくらいでやめられる?」といった声かけに変えてみましょう。これで、かなり暴言が減ると思います。
それでも暴言が続くなら「そういう言い方をされたら、お母さんは悲しいからやめて」と、冷静に伝えましょう。ここは毅然とした対応をすることが大切です。
ここでもし子どもがさらに暴れるなら、児童相談所や警察などに相談しましょう。ダメな事はダメだと伝えることも、愛情です。
本日のまとめ
理不尽な叱り方をしていたり、親子関係が良くなかったりすると、ひどい反抗や暴言につながります。
まずは子どもが何を求めているかを理解し、できる限り応じてあげましょう。ただ、暴言には毅然とした対応をすることが大切です。
明日ですが、「不登校から高校受験が成功した成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもの暴言をやめさせる声かけ法
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