ウチの子、発達障害かもしれない、と思ったことはありませんか?周りの子と比べてできない部分があると、そう感じてしまいますよね。
そこで今回は、子どもが発達障害かどうかを調べる簡単な診断法を紹介しましょう。発達障害の場合、どう対応していくべきかも解説しました。
間違った診断やサポートをすると、周囲となじめず悩んだり、勉強が遅れていることに劣等感を持ったりすることもあるので注意しましょう。
6つの質問に答えよう
まずは、お子さんが発達障害ではないかをチェックするための6つの質問を紹介します。以下の質問に、イエスかノーで答えて下さい。
- 授業中、1時間席に座っていられない。
- 自分の教科書やワークが、机の下に散らかっている。
- 一度キレたら、自分では止められなくなる。
- 物事が計画通りに進まないとパニックになる。
- 2歳下の子が学んでいる内容が理解できない。
- 無意識で相手が傷つくことを言ってしまう。
発達障害の3つの特徴
発達障害と一言で言っても、主に3つの症状にわかれます。タイプによって対処法が異なるため、一度確認してみましょう。
1つ目は、自閉症スペクトラムです。物事が計画通りに進まないとパニックになったり、人間関係作りが苦手なタイプです。チェック項目の4と6は、この特徴になります。
2つ目は、注意欠陥多動性障害です。じっとしているのが苦手だったり、カッとなると止められなかったり、物忘れをしやすかったりする特徴です。チェック項目の1、2、3があてはまります。
3つ目は、学習障害です。文字通り、計算や読み書きなど特定分野が苦手で、2学年ほど下の子と同じレベルになります。チェック項目の5が該当します。
発達障害の子どものサポート法
チェックの結果「発達障害かも?」と思った場合、次の3つサポートをしてみましょう。
1つ目は、どの特徴があるかをチェックすることです。発達障害は、いくつかの特徴が重なることもあります。どの特徴に該当するかをチェックして、症状にあった対応をしましょう。
2つ目は、愛情バロメータアップです。愛情バロメータが低い状態だと、発達障害の特徴が顕著に出ます。問題も起こりやすくなるので、注意しましょう。
3つ目は、児童精神科医や発達障害支援センターと連携することです。専門家のサポートがあると安心できます。
本日のまとめ
チェックの結果、発達障害の可能性がありそうだ思っても、過度に恐れる必要はありません。
まずは子どもとの関係を良好にし、症状に応じて病院や支援センターの利用を考えてみましょう。
明日ですが、「勉強拒否の高校生に親ができること」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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