お子さんの反抗期って、ひどい状態ですか?実は、子どもへ間違った接し方をすると、反抗期がさらに悪化します。
では、どのように接していくと落ち着くのでしょうか。今回は、このやり方について解説します。
反抗期が落ち着けば、親子で無駄にぶつかることがなくなります。家庭も明るくなり、子育てのストレスも減るはずです。
反抗期にはいい反抗期と悪い反抗期がある
そもそも反抗期には、2種類あります。いい反抗期と悪い反抗期です。
いい反抗期とは、子どもが自立して自分の意見を持つようになって、親と意見がぶつかることによって起こるものです。
この場合、本当にダメな事以外は、子どもの意見を尊重しましょう。たとえその決断が間違っていたとしても、子どもはそこで成長できるからです。
長い目で見ると、子どもの未来は明るくなるでしょう。一方、悪い反抗期とは、愛情不足や、過干渉の子育てによるストレスから、わざと親に反抗したりイライラをぶつけたりする状態です。
まずは愛情バロメータUP
悪い反抗期を終わらせるためには、親子関係の改善から始めましょう。ここを改善しない限り、反抗期は永遠に続いていきます。
そこで、子どもの話をしっかり聞いたり、子どもの好きなことを一緒にしたり、嫌がる言動をやめたりすることが大切です。
子どもが親に求めていることをしていけば、確実に関係はよくなります。
迷傷法以外は、口出ししない
また、一度関係が悪くなってしまったら、迷傷法以外は口出しをしないことも大切です。迷傷法とは、
迷:人に迷惑をかける事
傷:人を傷つける事
法:法律やルールに違反する事
です。これらに関することは、関係が悪くても伝えていきましょう。何も言わないと、善悪が付けられなくなるからです。
しかし、それ以外のことは、関係が改善するまで言う必要はありません。たとえば、「どの進路に進むか」は迷傷法には当たりません。
そのため、親は口出しせず、子ども自身に決めさせることが大切です。すると、反抗期も落ち着いてきます。
本日のまとめ
悪い反抗期は、愛情不足や、過干渉の子育てによるストレスから、わざと親に反抗したりイライラをぶつけたりする状態です。
改善しないと、反抗がエスカレートし、反抗期は永遠に続いていくでしょう。親子関係を改善すること、迷傷法以外は口出しをしないことが大切です。
明後日ですが、「子どもの暴言の理由と対応策」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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