子どもが学校でどのように友達と過ごしているのか、親として気になりますよね。友達が多くて人気があると、学校生活はより充実するでしょう。
そこで今回は、私が教師時代に感じた「人気者の生徒の特徴」や「そういった子に育てるために親ができるサポート法」についてお伝えします。
ちょっとした意識や行動の工夫で、子どもは簡単に人気者になることができます。学校が楽しくなれば、勉強もさらに頑張れるようになるはずです。
目次
クラスで人気者の子どもの特徴
人気者の子どもには、いくつかの共通した特徴があります。お子さんにも伝えてあげてください。
特徴1.明るくてテンションが高い
1つ目の特徴は「明るくてテンションが高い」ことです。「明るさ」と「テンションの高さ」があれば、周りの人をひきつけ、好印象を与えることができるからです。
そのために子どもが意識すべきことは、3つあります。「リアクションを大きくすること」「毎日笑顔でいること」「とにかく笑うこと」です。
特徴2.思いやりがあって優しい
2つ目の特徴は「思いやりがあって優しい」ことです。友達や先生が困っているときに手助けや優しい言葉をかけ、朝の挨拶などを欠かさないようにしましょう。さらに、他人の悪口を言わないことも大切です。悪口はいずれ本人に伝わってしまうからです。
同じグループの子が悪口を言っていても自分は言わず、「そう思うんだね」ぐらいにとどめておきましょう。
特徴3.元気よく「ありがとう」が言える
「ありがとう」を元気に伝えるだけで、周りからの印象が劇的に良くなります。たとえば100円のペンをもらっただけでも、「ありがとう!」と嬉しさをしっかり表現すれば、相手が喜んでくれます。
これが積み重なると、「この子が困ったときには手伝ってあげよう」「もっと関わろう」と思われるようになり、自然と人気者になってしまうんです。
親が子どもを人気者にするための3ステップ
子どもが人気者になるには、家庭でのサポートも重要です。特に3つのことを意識しましょう。
ステップ1は「愛情バロメータを上げる」ことです。人は自分の心が満たされることで、他人にも優しくすることができます。
まずは、親が愛情をしっかりと伝えていきましょう。その上で、正常な要求(甘え)をできる限り聞いてあげることが大切です。
ステップ2は「親がありがとうを率先して言う」ことです。親子は、鏡です。
親が「ありがとう」と言うことで、子どもも自然とその習慣が身につきます。
ステップ3は「親も夫婦や家族間で悪口を言わない」ことです。親が言っていたら、子どもも真似します。
お互いに不満がある時は、できる限り子どもがいない時に冷静に話し合うようにしましょう。
このアプローチにより、子どもが周りから好かれる存在になります。楽しく学校生活を送ることができるようになるでしょう。
本日のまとめ
人気者になるためのポイントは、「明るくテンションを高くする」「思いやりや優しさ」「元気な『ありがとう』」です。
これらの行動を通して周囲に好印象を与え、自然と友達が増えていくでしょう。
家庭では親が愛情を伝え、率先して感謝の言葉を使うことで、子どもが周りに好かれる存在になるはずです。
明後日ですが、「勉強のモチベーションを上げる方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。