先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中3の息子は、無口で無愛想でコミュニケーションが苦手。学校に行きたくないと言うことも増えました。
修学旅行の班行動では、ある女子に「班行動に全く協力してくれない」と言われ、息子はその子のことを嫌だと言っています。
担任の先生は3年間同じで、息子は担任のことも苦手に感じているようです。もし今後、班行動などでトラブルがあった場合、親として先生に間に入ってもらった方がいいのでしょうか?
子どもが無口で、人付き合いが苦手だと心配になりますよね。とくに学校でトラブルが起きると、どう対応すべきか迷ってしまうでしょう。
そこで今回は、「無口で人付き合いが苦手な子へのサポート法」をお伝えします。
正しく対応することで、お子さんは少しずつ友達関係を築けるようになります。充実した学校生活を送ることが、できるようになるはずです。
結論!先生に間に入ってもらう
班行動でのトラブルについては、先生に間に入ってもらった方がいいでしょう。
なぜなら、今回のような状況では、2人だけで話し合いをするのは難しいからです。お互いに不満を持っている状態で、うまく解決できる可能性は低いでしょう。
そのため、担任の先生に間に入ってもらい、お互いの気持ちを聞いてもらうことが大切です。先生がいることで、冷静に話し合いができます。
担任の先生が苦手な場合は?
相談者さんのお子さんのように、担任の先生に苦手を感じている場合は、学年主任の先生に相談しましょう。
苦手な先生の前だと、話しにくいからです。また担任の先生が相手の子を気に入っている場合、そちらの意見を尊重する可能性も0ではないでしょう。
そういったこともあるため、基本的には複数の先生がいる場で話合いをした方がスムーズです。
無口で人付き合いが悪い所はどうすべき?
無口で人付き合いが苦手というのは、サボっているわけではありません。性格や気質です。
そのため、まずは学校で問題なく過ごせているかをチェックしましょう。
友達が1人でもいて楽しく学校に通えているなら、無口で人付き合いが悪くても問題ありません。
そうでない場合は、愛情バロメータを上げ、親子でのコミュニケーションを通して人付き合いの練習をしましょう。
ただ、すぐに友達ができるわけではありません。そこで一旦、担任の先生に相談して、クラスで友達ができるようにサポートしてもらいましょう。
本日のまとめ
班行動でのトラブルは、先生に間に入ってもらって解決しましょう。無口で人付き合いが苦手なのは、性格の一つであることが多いです。
まずは愛情バロメータを上げ、親子のコミュニケーションを通して練習することから始めましょう。学校生活が問題なくできていれば、大丈夫です。
明々後日ですが、「逆ギレするADHDの子どもへの対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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