先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中1の息子がサッカーのクラブチームに所属しており、平日は18時〜21時、休日は朝から夜まで活動しています。
常に疲れており、勉強の時間も取れず家計にも負担です。サッカーは好きですが、部活での活動も選択肢に入れてほしいと考えています。
しかし、クラブでは「辞めるのは弱い」「休むのは甘い」といった空気があり、息子も悩みながら続けています。
このままでは学業面も心配で、親としては体力や生活面を考えて無理なく続けてほしい気持ちです。本人のやる気を尊重しつつ、親としてどんなサポートが望ましいでしょうか?
クラブ活動を頑張るあまり、勉強がおろそかになるのは心配ですよね。ただここで、間違った対応をすると子どものやる気を潰してしまい、親子関係が悪化します。
そこで今回は、「クラブ活動と勉強の両立サポート法」について解説しましょう。
スムーズにサポートすることで、勉強と部活の両立ができるようになります。良好な親子関係をキープしながら、親もストレスなく応援できるようになるはずです。
クラブの言うことは無視しよう

今回の相談では、クラブから「やめるのは弱い」と言われているとありました。これは、無視しましょう。
子どもの都合を100倍優先すればいいです。クラブは、売上のためにやめてほしくないという事情があります。
そのため「やめるのは弱い」という空気を作るのは、クラブの都合として仕方がないことです。しかし親である以上、クラブより子どもの方が大事でしょう。
あくまでも本人の意思で、どうするかを考えさせることが大事です。
本人がどうしたいか聞いてみよう

そこで、改めて本人にどうしたいかを聞いてみましょう。部活に変わりたいと言うなら、適当な理由をつけてやめさせればいいです。
「経済的に厳しいので、やめさせていただきます」と伝えれば、クラブも断りようがありません。
本人がどうしてもクラブを続けたいと言う場合は、条件をつけて応援しましょう。「宿題をきちんとやる」などです。
子どもにも意見があるので、しっかり話し合って納得する形で条件を作っていきましょう。
どうしても経済的に厳しい時は?

経済的にクラブを続けていくのが難しい場合は、やめるしかありません。この場合、子どもに理由を説明して代替案を伝えましょう。
たとえば「クラブに入ってみたけど、想像以上にお金が高くて厳しい。部活に変わるか、もう少し家から近くて月謝も安いチームに変わってもらえないかな」と。
親子関係が良ければ、子どもは理解してくれます。理解してくれない場合は、関係が悪いか納得できないかです。
たとえば親が無駄遣いをしていたら、さすがに怒るでしょう。そういった部分を直すことが大切です。
本日のまとめ

クラブの「やめるのは弱い」という言葉は、無視しましょう。子どもの都合を、最優先に考えることが大切です。
まずは本人にどうしたいかを聞いて、やめたいならやめさせる、続けたいなら条件をつけて応援しましょう。
明日ですが、「過保護な親に育てられた子どもの末路」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ






































































































































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