先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
娘の通う中学は、1学期中間テストはなく、6月中旬に期末テスト、2学期は9月中旬に中間テスト、11月中旬に期末テスト。
3学期は2月下旬学年末テストの年4回の定期テストです。定期テストが少ない学校の場合のアドバイスをお願いします。
また数学は正負の数と図形、社会は地理と歴史、理科は生物と地学、と並行して(1週間で生物2時間地学1時間、他もそんな感じです)授業をしています。
定期テストが少ない、もしくはない学校だと、日々の学習をどのようにこなせばいいか、親も悩みますよね。
そこで今回は「定期テストがない、もしくは少ない学校の学習法」をお伝えしましょう。
間違ったやり方を続けると、努力が結果に表れません。受験の合格率も下がっていきます。
一方、少し工夫するだけで、簡単に高得点をとることができます。内申点も上がり、高校受験の合格率も高くなるはずです。
結論!勉強方法は変わらない
定期テストの数は、学校ごとに異なります。
- 中間、期末がそれぞれ3学期分ある学校
- 中間、期末がそれぞれ前期後期分ある学校
- 期末のみ3学期分ある学校
ただし、定期テストの数が減るほど範囲が広くなります。つまり、1回のテストの重要度は高くなるのです。
そのため、テストの回数が減るほど、早めにテスト対策を始めるようにしましょう。
定期テストの基本的な勉強方法とは?
定期テストの基本的な勉強法は、3ステップあります。
まずは、「教科書をマスターする」ことです。数学であれば例題を解いたり、国語と英語であれば音読、英単語や漢字の暗記を行いましょう。
次に、「学校の問題集をマスターする」ことです。繰り返しといて、語句や解き方、文法を覚えましょう。
ここまでいけば、50~70点はとれるようになります。最後に、「応用問題をマスターする」ことです。
書店に売っているハイレベルな問題集、塾の問題集などを繰り返し、解き方を覚えましょう。ここまでいけば80点~100点はとれるようになります。
定期テストがない学校の場合は?
定期テストがない場合、毎週もしくは定期的に小テストが行われ、評価をされます。
この場合、まとめて勉強するのが難しいため、毎日の学習を習慣化していきましょう。
具体的には、授業で習ったところの音読や漢字、英単語の暗記、ワークを解いて復習を行うことが大切です。
小テストの前日に、今までコツコツ復習のために解いてきた問題集を解き直せば完璧です。
本日のまとめ
定期テストが少ない学校は、1回のテスト範囲が広くなり、1回のテストの重要度も高くなります。そのため、早めにテスト対策を始めましょう。
具体的には、教科書⇒学校の問題集⇒応用問題の問題集という流れで、マスターをしていくことが大切です。
定期テストがなく小テストが行われる場合、授業で習ったその日のうちに復習を行いましょう。小テスト前日にもう一度ワークを解けば、高得点をとることができます。
明日ですが、「自立できない子ども原因TOP3」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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