子どもが思春期になっても自立できないことに、悩んでいませんか?
実は自立できない原因が、今回お伝えする「子どもが自立できない親」になっているからかもしれません。でも、大丈夫です。
ここを改めることができれば、子どもは自然と自立に向かいます。自ら進路を決めたり、やるべきことがしっかりできる人間になっていくはずです。
第3位 お手伝いをさせていない
お手伝いをさせていないと、子どもの自立が遅くなります。なぜなら、お手伝いは一人で生活するための練習だからです。
定期的に買い物や料理、洗濯や靴洗いなどの家事を、意識的にやらせるといいでしょう。
ただし、得意なことは人それぞれです。子どもにとってストレスが少ないことから、やらせていくようにしましょう。
やりたくないことを強制させると、親子関係が崩れるので注意してください。
第2位 なんでも親が決める
クラブ活動、食べるもの、服、どこに行くか、進路などを全て親が決めてはいけません。子どもの考える力が、育たなくなるからです。
基本的には、子どものことは子どもの意志を聞くようにしましょう。
たとえ親がサッカーをやらせたいと思っていても、子どもが野球をしたいならそれを応援することが大切です。子どもの意志を優先しましょう。
もちろん、経済的なこと(どうしても私立に行かせられない)や、迷傷法(人に迷惑をかけることは許さないなど)は、きちんと伝えてください。
第1位 過干渉
過干渉とは、子どもが望んでいないことをやらせすぎることです。
たとえば、頼まれてもいないのに車で学校に送迎したり、部屋を片付けたりしすぎると、子どものやる気を奪ってしまいます。
いずれ自分でやることを面倒だと思い、やらなくなるでしょう。子どもに部屋を片付けさせたい場合、部屋が散らかって本人が困るのを待つことが大切です。
そのタイミングで、「お母さんも手伝うから、一緒に部屋片付けない?」と、声をかけてみましょう。
一緒に部屋を片付けることで、今後の片付けを一人でする練習にもなります。
本日のまとめ
子どもを自立させたいなら、お手伝いをさせること、子どもに決めさせること、過干渉にならないことを意識しましょう。
その上で、良好な親子関係は重要です。これが悪いと、お手伝いも、自分で決断することもしてくれないでしょう。
また、そもそも行動する気力が出てきません。そのため、日頃から、親子関係を良好にしておくことが自立への近道です。
明日ですが、「高校生女子の反抗期対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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