私自身、人の生き方は人それぞれだと思っているので、どういった生き方をしても、別に良いと思っています。だから子どもたちが、例え人の悪口を言うのが好きであっても、それはそれで良いと思います。
ただ人の悪口を言う人と、悪口を言わない人の人生の違いについては、伝えてあげるべきだと思います。
そこで今日は、人の悪口を言った時のメリットデメリットについて、お話ししようと思います。
お父様お母様は、是非この内容をお子さんにも伝えていただけると嬉しく思います。
人の悪口を言うメリット
えっ!?道山先生!人の悪口を言うことって、メリットなんてあるんですか?と思われる方がいるかもしれません。
実は一つ大きなメリットがあります。それは何かというと、自分と同じように悪口を言うのが好きな人と仲良くなることができるというメリットです。
例えばあなたが担任の先生の事が嫌いだとします。そしてあなたのクラスにいるA君も、担任の先生が大っ嫌いだとします。
この場合、もしA君と仲良くなりたいなら、「ねー担任の●●先生マジムカツクよね」と話しかけてみてください。おそらく一瞬で仲良くなれると思います。
人間と言うのは、共通の敵を作って、その人の陰口を言ったりするときが、一番仲良くなることができるのです。これが悪口を言う唯一のメリットです。
人の悪口を言うデメリット
では悪口を言うデメリットは何か?私が考えるデメリットは主に2つあります。一つはメリットのところでお伝えした、悪口を言う人と仲良くなれることです。
えっ!?道山先生!悪口を言う人と仲良くなれるのって、メリットではないんですか?と思われる方がいるかもしれません。
実はこれはメリットでもあり、デメリットでもあるのです。なぜこれがデメリットなのかというと、悪口を言う人と言いうのは、常に悪口ばかり言っています。
- 先生の悪口
- 友達の悪口
- 親の悪口
つまり普段なら友達の行動に対して、何も感じていないのに、「あいつの行動ムカツク」という言葉を聞くと自然にその人の事が嫌いになってしまいます。
その結果、悪口を言う人とだけ仲良くなれても、それ以外の人との仲が切れてしまうのです。これが一つ目のデメリットです。
与えたものが与えられる
もう一つは、必ず自分も悪口を言われるようになるということです。私は教師時代、子どもたちにいつも言っていた言葉があります。
それは「与えられたものが与えられる」と言う言葉です。この世の中と言うのは、100%この法則に沿って動いています。あなたが悪口を言ったら、必ず誰かがあなたの悪口を言うのです。
逆にあなたが誰かを手伝ってあげたら、必ず誰かがあなたを手伝ってくれるのです。試しにあなたの周りにいる、いつも悪口ばかり言っている人を、少し観察してみてください。
必ず誰か他の人が、その人の悪口を言っているはずです。悪口の中に生きるか良い言葉の中に生きるかを自分で選ぶことができるのです。
自分の人生は自分で決めよう
最初にも言いましたが、私はあなたが例え悪口を言う人生を送っても、それはそれで良いと思っています。人の生き方は人それぞれだからです。
ただ一つだけお伝えしておくと、あなたが悪口を言い続けるなら、きっとあなたの周りには、悪口を言う人ばかりが集まってきます。そしてあなたは他の人からも、陰で大量の悪口を言われるはずです。
一方悪口を言わない人生を送るなら、きっとあなたの周りには、良い言葉ばかりを言う人が集まってきます。
もしかしたら1度や2度は、悪口を陰で言われるかもしれませんが、それはすぐに消えて行ってしまいます。
そしてほとんど悪口を言われない、明るい人生を送ることができるようになります。どういった人生を送りたいかは、あなたが自分で決めることができるのです!
もし今悪口を言われて悩んでいるときは?
もしあなたが今、他人から悪口を言われれて悩んでるとしたら、是非読んでいただきたい記事があります。それがこちらです。
>>友達から悪口を言われるときの対処法
本日お伝えした内容も踏まえ、どうしたら悪口が言われなくなるかまとめてありますので、一度参考にしてみてください。
またお父様お母様がこの記事を読んでいて、お子さんが悪口を言われ悩んでいる場合、まずは学校の先生に相談してあげてください。
いじめにまで発展しそうなら、こちらの記事を参考に先生にサポートを依頼すると良いと思います。
>>道山流!いじめの解決ステップ
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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