成績が伸びないと、志望校に合格できるか心配ですよね。今からでも塾に行かせようか悩んだり、勉強のことばかり言ってしまったりする家庭も多いと思います。
そこで今回は「高校受験で失敗しない親のサポート」をお伝えしましょう。受験がうまくいく親には、共通した特徴があります。
同じようにサポートすることで、子どもの成績UPや志望校合格につながります。将来の夢に向かって、突き進んでいけるはずです。
受験が失敗する3つの理由
はじめに、受験が失敗する理由を3つお伝えしましょう。
1つ目は「親子関係の悪化」です。子どもへの口うるさい指摘や他の子どもとの比較、威圧的な態度は、子どもが心を閉ざす原因となります。
2つ目は「進路決定のミス」です。親の希望を押し付けたり、偏差値だけで決めていたりすると、子どもはやる気を出すことができないでしょう。
3つ目は「間違った勉強方法や計画」です。計画性のない勉強や、基礎が抜けた状態で応用問題に取り組んでもなかなか成績は上がりません。
以上3つのうち、1つでも当てはまってしまうと受験はうまくいきません。
今から親ができること
上記を踏まえて、今からでも親がやるべきことは、2つあります。1つ目は「親子関係の改善」です。まずは、家庭の雰囲気を明るくしましょう。
そのためには、子どものいい所を褒めたり、子どもの好きなことを一緒にしたりするのが大切です。こうすることで、勉強をするためのエネルギーが出てくるでしょう。
2つ目は「勉強方法と計画の見直し」です。苦手な科目をピックアップして計画表を作り、わからない箇所のサポートを行いましょう。
ほとんどの場合、1月以降は進路変更ができません。できる限り、中1、2の間に体験入学に行き、明確に行きたい進路を見つけておきましょう。
試験直前1週間の親の役割
試験直前は、子どものリラックスを最優先に考え、いつも通りの接し方で本人のペースを尊重しましょう。勉強のことを、ガミガミ言ってはいけません。
また、持ち物や交通手段、提出書類などの確認を一緒に行いましょう。天候不良や遅刻などの対応も、事前に確認しておくことが重要です。
受験前日は子どもの好きな食べ物を用意し、心のエネルギーを注ぎましょう。
当日は「あなたなら大丈夫だよ」と自信を持たせ、試験後には「頑張ったね」と労いの言葉をかけてあげることが大切です。
本日のまとめ
受験合格のためには、「良好な親子関係をつくること」「心の底から行きたい進路を決めること」「計画を立てて勉強すること」が大切です。
受験直前は勉強のことをガミガミ言うのではなく、子どものリラックスを最優先に考えましょう。持ち物などの準備は、親がサポートすることも大切です。
明日ですが、「人を傷つける言葉を言う子の直し方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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