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中学生の時期になると、
子どもは高確率で反抗期に入ります。
親としては頭を悩ますと思うのですが、
人間が反抗期になるのは、
はっきり言って当たり前のことです。
だから悲観する必要はありません。
ただ問題のない反抗期と、
問題がある反抗期の違いは、
親として理解しておかないといけません。
今日はその違いを解説します。
そもそも、
反抗期はなぜ起こるのかについて、
あなたは考えたことがありますか?
反抗期というのは、
親の価値観と子どもの価値観が違うから
起こります。
例えばあなたが、
中学生は9時までに家に帰るべきだ
という価値観を持っているとします。
一方あなたのお子さんは、
もう中学生なんだから門限なんて必要ない
という価値観を持っているとします。
すると価値観が違いますよね?
だから親子でぶつかるわけです。
これが反抗期です。
小学生くらいまでは、
親の意見に従うざるを得ないので、
子どもは嫌な顔をして従います。
(嫌な顔をするというのが反抗なわけです)
ただ中学生になると、
子どもも体が大きくなるので、
親にぶつかろうとします。
今までぶつからなかった子どもが
急にぶつかってくるので、
親としては焦りますよね。
だからみなさん悩むわけです。
ただ私自身の考えですが、
ある程度の反抗期はあった方が良い
と思っています。
というのは、
反抗期がない=自分の意見を主張できない
ということですよね?
むしろこの方が危険です。
なぜなら将来大人になった時、
他人に言われたことを自分の意志に関係なく
全て受け入れてしまう人間になってしまうからです。
時給500円で働け!
と言われたら働いてしまう人間に
なってしまうわけです。
だから反抗期が来たら、
「自分の意見をきちんと言える子に育って良かった」
と安心してください。
当たり前ですが、
親と子供の価値観が100%同じであれば、
反抗期は来ないのですが、
こんなことはまず起こらないです。
だから反抗期が来る=正常と言うのが
私の考え方です。
※佐々木正美先生や伊藤幸弘先生も
同じことを言っていますね。
次に良い反抗期と悪い反抗期について
少し説明します。
良い反抗期
- 門限を破る
- 親が決めたルール以上にお金を使いすぎる
- 宿題や塾をさぼるとか
- 勉強をしない
誰にでもあることなので、
これで気にしていてはダメです。
ここで親がいろいろ言ってしまうと、
子どもとの関係が悪くなるので、
本当に悪いことをしたときに指導できなくなります。
こちらの方が危険です。
だから上記のような反抗期が来たら、
正常だと思ってください。
それで一喜一憂していてはダメです。
悪い反抗期
- 親に手を出したり暴言を吐く
- 万引きや暴行などの非行をする
- 友達をいじめたり先生に暴言を吐いたりする
- 夜中に家を抜け出して遊びに行く
要するに一般的な反抗期ではなく、
子どもがあれている状態と言えます。
もしこうした反抗期になったら、
かなり危険ですね。
親の子どもへの接し方が間違えている証拠です。
ですので、
・私の子どもの問題行動解決マニュアル
⇒ こちらからダウンロードできます
・伊藤先生のDVD
⇒ 伊藤先生の公式サイト
を見て接し方を変えてください。
中学生と言う時期は、
絶対に許してはいけないことはきちんと叱り、
それ以外のことは大目に見るという考えの方が、
結果的にうまくいきます。
多くの人は、
あれこれ言いすぎてしまい、
結果的に子どもが荒れています。
まずは上記の話を基準にして、
自分は言い過ぎていないか
をチェックしてみてくださいね。
あと中学生の反抗期対策のページに、
さらに詳しい解決策をまとめてあるので、
よかったらこちらも読んでみてくださいね。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ
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