「いじめ」は、学校で起こるトラブルの1つです。珍しいことではなく、子どもが関わってしまう可能性も高いでしょう。
そこで今回は、いじめの加害者になりやすい子どもの育て方について紹介します。
少しだけ意識していただければ、子どもがいじめの加害者になることを防げるはずです。
子どもが人をいじめる2つの理由
そもそも、なぜ人を他人をいじめるのでしょうか。大きく2つの理由があります。
1つ目の理由は「ストレス発散のため」です。これは最悪のケースで、人をいじめて、相手が悲しんでいる姿を見て楽しみます。
2つ目の理由は「自分がいじめられないため」です。クラスでいじめがあり、「自分も参加しないと被害者になってしまう」と感じ、やってしまいます。
後者の理由でいじめに参加する子の方が、割合としては多いです。
子どもが加害者になりやすい育て方
では、どういった育て方をすると、子どもがいじめ加害者なってしまうのでしょうか。大きく3つのポイントがあります。
1つ目は、過干渉で接することです。過干渉で接すると、子どもはストレスを感じます。そのストレスを発散するために、いじめをしてしまうのです。
2つ目は、子どもの話を聞かないことです。自分がいじめの加害者になっている場合、心が苦しくなるので、親に相談します。話を聞いてあげられないと、続けるしかなくなるのです。
3つ目は、親が誰かをいじめていることです。そのような姿を見れば、子どもは当然「いじめるのは普通のこと」と考えてしまうようになります。
子どもがいじめっ子にならない3ステップ
それでは、子どもがいじめっ子にならないためには、どうすればいいのでしょうか。3つのステップを紹介します。
1つ目のステップは、良好な親子関係を作ることです。他愛もない話も気軽にできるようになれば、子どもは様々なことを親に相談できるようになります。
2つ目のステップは、楽しい家庭を作ることです。家がストレス発散の場所になれば、子どもは強いストレスを溜め込まなくなります。
3つ目のステップは、いじめについての話し合いをすることです。テレビなどでいじめが扱われている時などに、絶対に許されないことであることをしっかり伝えましょう。
本日のまとめ
子どもがいじめ加害者にならないようにするには、まず家庭が子どもにとってストレスを発散できる場所であることが大事です。
そして、何か問題があった時に、子どもが自分から相談できるような関係を作っていきましょう。
明日ですが、「子どもの父親嫌いはどうする?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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