先日、「子どもが変わらない悩み」の解決法という記事を書きました。
>>愛情を注いでも子どもが変わらない時は?
いろいろとお伝えしたのですが、その中で特に大事なこととして「できていない部分があるなら、専門家に指摘してもらおう」ということをお伝えしました。
これについて、あとから多くのご意見やご相談・ご質問をいただいたので、今回は前回お伝えできていなかったいちばん大事なことについてお話したいと思います。
今回の内容を押さえてさえいれば、不登校の改善や、子どもが自分から机に向かって勉強するようになるなど、うれしい変化がどんどん見られるようになるはずです。
こうして今抱えている子育ての悩みが解決すれば、子どもだけでなく、あなた自身も幸せになれると思いますよ!
目次
子どもを変えようとしないほうが子育てはうまくいく
小学校の算数でも習う「作用反作用」という法則をご存知でしょうか?この法則、実は子育てにも応用できます。
どういうことかというと、親が子どもを変えようとすればするほど、子どもは変わらないように反発します。
不登校の例でいえば、親が子どもの不登校をなんとかしようとすればするほど、子どもは不登校をやめないのです。
最終的には、学校に行けるようになってほしいのですが、「このままでもいい」という気持ちを持っておくほうが不登校は早く解決できるのです。
このように、子どもを変えようとしないほうが、子どもは自ら変わっていきます。では、子どもを変えないようにするために親がすべきことは何でしょうか?次の2つのポイントを意識すると良いです。
子育て成功への道1 ありのままを認める
子どものありのままを認めることは、何よりも大事です。たとえ自分の子どもが今学校へ行けていなくても、学校へ行けないことがその子のすべてではありません。
学校へ行っていないこと以外に、たとえば家の手伝いができるとか勉強をがんばっているということはないでしょうか?
できていないところだけを見るのではなく、他の側面も含めて「ありのままを認めてあげてほしい」のです。
そのとき「あなたは、あなたのままでいいんだよ」という言葉を子どもにかけてあげるとさらに良いです。親のこの姿勢が、実は子どもを変えるいちばんの近道になるからです。
子育て成功への道2 いいところを見つける
子どもを変えたいと思うのは、現状に不満があるからです。学校に行けないという状況や勉強をまったくしないという状況をなんとかしたいと思う方もたくさんいます。
しかし、今のままでもその子の「いいところ」が必ずあります。子どものダメなところにばかり目がいってしまいますが、そういうときこそいいところに目を向けてほしいです。
周囲の人に気配りができたり、兄弟に優しくできたりしたら、それは褒めてあげてください。
すると、子どもは「お父さん(お母さん)は自分のありのままを見てくれている」と思って、結果的に不登校などの問題解決につながっていきます。
本日のまとめ
子どもが学校に行かないとか、勉強をしないという悩みがあれば、親としてそれをなんとかしようとするのは当然のことです。
しかし、子どもを変えよう・変わってほしいというその姿勢が、実は問題の解決を遠ざけてしまっています。
子どもは、変えようとしないほうが自分でいい方向へと変わっていきます。そのための、いちばんの近道となるのが子どものありのままを認めることです。
ダメなところばかり見ずに、いいところをもっと見つけ、褒めてあげましょう。「あなたはそのままでいい」という姿勢が、子どもの心を動かします。
その結果、不登校の改善や自分から勉強に取り組むようになるなど、うれしい変化が見られるようになります。
次回ですが、「部活を辞めたい場合の考え方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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