子どものことを愛しているものの、子育てがつらいと思った経験は、親であれば誰しもが感じたことがあると思います。
ただし、実は子育てをつらいと感じやすい人の行動や考え方というものがあります。本日は、こちらを3つお伝えしましょう。
これらをやめることで、子育てのストレスが減るはずです。子どもに優しく接することができるようになり、日々の生活が楽になります。
子育てを完璧にやろうと思ってしまう
1つ目は、子育てを完璧にやろうとする思考です。もちろん、子育てに全力で向き合っているお父さんお母さんはとても素晴らしいです。ただ、
- 料理は毎回4品は作ろう
- 子どもから頼まれたら、自分の予定を変えてでも優先しよう
- 子どもが寝るまでは、自分も起きてよう
すべてを完璧にしようとせず、「できる限りやれたらOK」を意識すると気持ちが楽になるはずです。
子どもの友達と比べてしまう
2つ目は、子どもの友達と比べてしまう思考です。たとえば、
- A君は1年生からレギュラー、うちの子はまだベンチにも入れない
- Bちゃんは塾に行かずに学年順位1桁、うちの子は塾に行っても毎回3桁
- C君は学級委員をやってクラスのリーダー、うちの子は先生に叱られてばかり
ウチはウチ、他は他という考えを意識し、子どものいいところに目を向けるようにしましょう。
プライベートを全て削ってしまう
3つ目は、プライベートを全て削ろう思考です。多くの親は、仕事、子育て、家事などに追われており、プライベートの時間を削って子育てに充てています。
友達との飲み会、趣味の筋トレやジョギング、リフレッシュの映画やマッサージなど、我慢していることも多いのではないでしょうか。
ただ、こうした楽しみを全部削ると、気持ちが辛くなってしまいます。そこで、これが原因で子育てが辛いと思っていたら、先にプライベートの予定を入れてしまいましょう。
人間は先に予定を入れると、残り時間でなんとか工夫してやり遂げようとするからです。結果的にストレスも解消でき、子どもにも優しくなれるでしょう。
本日のまとめ
子育てがつらい場合、子育てを完璧にやろう、子どもの友達と比べてしまう、プライベートを全て削ってしまう、思考になっている方が多いです。
完璧を求めるのでなく「できる限り」を意識しましょう。多少手を抜いたとしても、抑えるべきポイントを押さえれば愛情は届きます。
明日ですが、「中学生の起立性調節障害の改善法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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