先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
高1の娘の夜遊び、外泊、バイトの無断欠勤。ネット上の罵詈雑言で学校内の居場所がなくなり教室に入る事ができず不登校に。
2週間前から休んでいますが文化祭など、気が向けば行きます。ただ、朝帰りする為、朝起きられず夕方から出掛けたりします。
学校も留年になりそうで、同じ様な子と遊び歩いていて私の言葉など全く聞きません。警察に補導されても知らんぷりです。
本人は公立校を辞めて通信制に行くと言いますが、続かない気がします。何か言うと暴言ばかりで辛いです。
今回はお子さんが「外泊や家出をして、注意してもやめない」という悩みに対して、夜遊びや外泊をする理由と対応法をお伝えします。
外泊以外に、子どもが引きこもったりする場合も原因は同じです。短期間で子どもの問題行動を改善する方法を解説するので、参考にしていただければ幸いです。
子どもが外泊する2つの理由
子どもが外泊するのには、2つの理由があります。1つ目は、家にいたくないからです。
子どもに限らず、いつも嫌なことを言われると家にいたくないですよね。毎晩の夫婦喧嘩なども、子どもにとっては大きなストレスになります。
2つ目は、ストレスが家で解決できていないからです。学校は社会です。社会にはルールがあるため、通うだけで必ずストレスがたまります。
それを唯一解消できるのが、家庭です。その家庭にいる時にも注意ばかりされたら、話すのも嫌になるでしょう。こうなると、家を出たいという気持ちになります。
家庭の状況で解決策を変えよう
もしお子さんが外泊をしたり、家出をして帰ってこなかったらどうすればいいか。家庭環境によって、対応方法が変わります。
たとえば腕っぷしのいいお父さんや親せきがいるなら、子どもを探しに行き、連れ帰ってもらいましょう。
その後、状況を聞きます。夜遊ぶことが危険なことと伝えつつ、家にいることがストレスで家出をしたならこちらが謝ることも必要です。
ただし、愛情バロメータが低い状態では話すらできないと思います。その場合、他愛もない話ができるようになるまで、愛情バロメータを上げましょう。
こちらの講座で、詳しいやり方は解説しています。
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第三者機関に相談しよう
体でぶつかれるような親がいないなら、対応方法を変えたほうがいいです。か弱いお母さん一人で夜な夜な探しに行くのは、危険だからです。
そういうときは、警察や専門家の力を借りましょう。どこにいるのかわからず夜帰ってこない場合、捜索願いを出すことも必要です。
場所がわかっていて「警察に頼るのはちょっと」という場合は、専門家に相談しましょう。お金はかかりますが、子どもの人生を考えたら安いものです。
状況によっては、専門家の先生に子どもを迎えにいってもらうことも必要です。必要であれば、私も信頼している先生を紹介できます。
本日のまとめ
子どもが外泊するのは、家にいたくない、家でストレスが解消できないからです。愛情バロメータを上げ、家庭を安心して寛げる場所にすることが大事です。
子どもが高校生になると、児童相談所などはあまり助けてくれなくなります。警察や、専門家の力を借りて対応しましょう。
明日ですが、「冬休み明け!実力テストの勉強法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!危険!子どもが夜遊びや外泊をしたら?
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