先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
高校一年生です。友人が最近鬱っぽく、不登校気味になってしまっていて。
毎日ストレスケアみたいな缶飲料を目安量の二倍以上飲んだり(本人曰くそうしないと精神持たないらしい)、学校に来ている日もずっと精神的に不安定ですごく心配です。
完全な不登校になる前に何かしてあげたいのですが、一人の友人として何かできることはないのでしょうか。
高校生本人から頂いた相談です。中学生の子でも、似たような悩みを持っている子はいると思います。そこで本日は子ども向けに、友達が鬱になったときどうすべきかをまとめました。
お子さんが似たような悩みを持っている場合、本日の内容を伝えてあげてください。きっと気持ちが楽になると思います。
また、お子さんやパートナーが鬱になった場合にできるサポート法もわかると思うので、参考にしていただければ幸いです。
無理しなくて大丈夫
今回の相談者さんは、友達を助けようと思っています。これは、すごいことです。というのも、友達が鬱になると「うざい」「近寄らないでほしい」と思う子が多いからです。
近くにいるからこそ、自分自身もつらくなってしまうからです。まずは、自分自身はすごいと思ってください。ちなみに「ウザイ」と思っても自分を責める必要はありません。
それが普通だからです。どうしても一緒に居たくないなら、距離を取りましょう。無理する必要はありません。
まずは話を聞こう
うつになっている人は、ストレスや不安が限界に達している状態です。つまり、誰かに話を聞いてもらえるだけでとても助かります。
時間に余裕があるときは、話を聞いてあげると良いでしょう。ただ、あなた自身が無理をしないことも大切です。正直、夜中に電話が来てもつらいと思います。
無理なことは無理と伝えてOKです。友達を助けるより先に、一番大切なのは自分だということを忘れないようにしましょう。
第三者を巻き込もう
友達が鬱の場合、一人で助けるより、複数でサポートすることが大切です。カウンセラーや心の相談ダイヤル、担任の先生などいろいろな人を巻き込みましょう。
それにより、あなたの負担を大きく減らせます。その分、友達と全力で向き合うことができるようになるのです。
心の相談ダイヤルは0570-064-556です。最寄りの精神保健福祉センターなどにも、相談できます。
これを伝えてあげてください。相談することは悪いことではありません。解決するための手段だと、教えてあげてください。
本日のまとめ
うつの友達をサポートしたいときは、あなた自身がつらくならないようにすることが大切です。話を聞いてあげるにしても、夜中に電話がきたら正直つらいと思います。
あなた一人ではなく、カウンセラーや心の相談ダイヤル、担任の先生など複数の人を巻き込みましょう。その方が、解決も早くなります。
明日ですが、「過干渉な親に育てられた子の末路」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!友達がうつになったときにできること
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