先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中3女子、受験まで4ヶ月の時期で点数は下がり続けるのに、変な自信があり危機感ゼロ。塾で友達と勉強してるつもり。塾からは、しゃべってばかりで周りに迷惑と言われます。
アドバイスを聞く耳をもちません。最近はケンカにならないように何も言わない対応をしています。どうしたらいいか悩んでいます。
中3なのに勉強をしていない、アドバイスも聞いてもらえない、こういう状況では親として将来が不安になりますよね。
そこで本日は、中3でも勉強しない原因と解決策について解説します。親としてやるべきことがわかれば、受験を成功に導くことができるでしょう。
同じような状況の場合はもちろん、来年度、再来年度に受験を迎える場合も、読んでいただければ幸いです。
考えられる3つの原因
中3でも勉強しない場合、考えられる原因は3つあります。1つ目は、親子関係が悪いことです。
親子関係が悪いと、子どもは親のアドバイスを聞きません。そのため、勉強させることができなくなってしまいます。
2つ目は、アクティブ進路が決まっていないことです。アクティブ進路とは、心の底から行きたいと思う進路のことです。
これが決まっていないと何のために勉強をするかわからず、やる気は出ないでしょう。
3つ目は、頑固な性格です。親子関係が良くて、進路も決まっているのであれば、性格の問題ということも考えられます。
残り4ヶ月で親子関係が悪いときは?
親子関係が悪い限り、受験を成功させることは難しいでしょう。アドバイスは聞き入れてもらえず、勉強をさせられないからです。
そのため、一旦受験のことは考えず、ひたすら親子関係を良くするようしましょう。ただし、何も言わないのがいいわけではありません。
嫌がることを言わないようにすることが大切です。子どもの好きな会話を心掛け、話を聞くことに徹しましょう。
塾で迷惑をかけているのであれば、その点は言わないといけません。親が言えないなら、塾の先生に叱ってもらいましょう。
親子関係がよくなったら?
早いと1ヶ月、さすがに4ヶ月あれば親子関係は良くなります。その段階で、今の実力で行ける高校を探しましょう。
出席さえできていれば、行ける高校はあります。その中から行きたいと思える高校を、親子で一緒に見つけることが大切です。
少し頑張れば入れる高校であれば、子どもは合格するために勉強を頑張ります。基本問題に特化して、勉強をさせましょう。
なお、頑固な性格で勉強しない場合は、一度失敗させるのがいいです。第一志望に入れなかったときに、「あのとき、勉強しておけばよかった」と学びます。
本日のまとめ
中3でも勉強しない場合、親子関係が悪いから、アクティブ進路が決まっていないから、頑固な性格だからのどれかが原因です。
親子関係が悪い場合、一旦成績のことは考えず、良好な関係を築くよう意識しましょう。
話を聞くことに徹したり、嫌がることを言わないようにすることが大切です。
明後日ですが、「過干渉をやめたら子どもに起きた変化」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!中3でも勉強しない子のサポート法
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。