完璧主義をやめると子育てはうまくいく

叱る

子どもを良くしたいという気持ち、親であれば誰でも持っていると思います。しかし、完璧主義になると、子育てはうまくいかなくなるので注意しましょう。

そこで本日は、完璧主義の子育てをやめるべき理由とやめ方をお伝えします。子育てをしているすべての方に、読んでいただきたい内容です。

子どもは自分に自信を持てるようになり、勉強や部活などで活躍できるようになるはずです。

完璧主義の子育てとは?

叱る

完璧主義の子育てとは、
  • テストでケアレスミスをした
  • ゲームの時間を5分守れなかった
  • 宿題を1回忘れた
こういった「少しのミスでも叱ってしまう子育て」のことをいいます。これは、今すぐやめた方がいいでしょう。

そもそも人間は、不完璧な生き物だからです。たまにするうっかりミスは、仕方のないことなのです。

それにも関わらず失敗の度に叱っていると、子どもに次の悪影響が起こります。

完璧主義の子育てを続けるとどうなるか?

自信のない子供

一番大きい悪影響は、子どもの自己肯定感が下がることです。

「失敗する自分はダメな人間」だと思ってしまうため、新しいことに挑戦できなくなります。仮に挑戦しても、うまくいかなくなるでしょう。

そこで、ダメな部分ではなく、今できていることに目を向けることが大切です。たとえばこれまでできていた宿題を忘れてしまった場合、叱ってはいけません。

「今日は忘れちゃったけど、今まできちんと提出できていたのは偉いね!」と、今までできていたことを褒めるようにしましょう。

完璧主義を治す方法

褒める

もし今、完璧主義になっていたら、勉強ができる友達や過去の自分など、無意識に子どもよりも優れている子と比べていないでしょうか?

すると悪い所に目が行き、いろいろ言いたくなってしまいます。そこで、子どもよりも低いレベルの子と比較するようにしましょう。

また、失敗してしまった理由を聞き、改善策を練ることも大切です。たとえば宿題を忘れた原因が、机の上が散らかっていたことだとしましょう。

この場合、片付けのルール決めをすれば解決できるかもしれません。相田みつをさんの「つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの」という詩があるように、人間はつまずく生き物です。

責めるのではなく、できている部分をほめながら改善策を話し合った方が、子育てはうまくいきます。

本日のまとめ

前向き

完璧主義の子育てをしていると、子どもの自己肯定感が下がります。そこで、今できていることに目を向けて、子どもを認めましょう。

自己肯定感が上がるため、どんなことにも前向きに頑張れるようになるはずです。

明日ですが、「宿題ができない中学生のサポート法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!完璧主義をやめると子育てはうまくいく

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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