親も人間ですから、子どもに対してイライラしてしまうことはどうしてもあります。それが時々なら良いですが、いつもイライラしてしまうのでは親も子もつらいでしょう。
この記事では、子どもにイライラしてばかりでつらいという人に向けて、その原因や解決方法を紹介します。
子どもへのイライラが解消されれば、親子の関係はより良くなり、楽しく子育てができるようになるでしょう。
なぜ、イライラしてしまうのか?
最初に、なぜ子どもに対してイライラしてしまうのかについてです。これには、大きく3つの原因があります。
1つ目は、基準を上げすぎていることです。「どうしてルールが守れないの?」というイライラは「ルールは守れるもの」という高い基準で考えているために起こります。
2つ目は、子どもをコントロールしようとしていることです。子どもは、自分の意思を持っており、何でも親の考える通りにはなりません。
3つ目は、自分が疲れていることです。自分自身の心に余裕がないと、ちょっとしたことでもイライラするようになります。
基準を「生きていれば十分」まで下げる
1つ目と2つ目の原因については、子どもに対する基準を「生きていれば十分」まで下げることで解決できます。
「勉強をしていなくても、学校に行けなくても、親が思った通りにしなくても、元気で生きているならそれで十分」と考えましょう。
こう考えると、親が子どもをコントロールしようとは思わなくなります。当然、細かいことにイライラすることも減るでしょう。
ただし、「人に迷惑をかける」「人を傷付ける」「法律やルールに違反する」こと、通称「迷傷法」については、基準を下げる必要はありません。
子どものためにリフレッシュする
親がイライラして、子どもに感情をぶつけるような状況は、親子関係にとって良くありません。
そうならないように、親はしっかりリフレッシュの時間を取るようにしましょう。
どれぐらいのリフレッシュ時間が適切かは、人によります。ただ、どんな人でも最低でも1日10分程度は必要でしょう。
本を読む、ドラマを見る、甘いものを食べる、お酒を飲むなど、自分にとってベストなリフレッシュ法を見つけることが大事です。
本日のまとめ
子どもに対するイライラは、その多くが基準の高さから生じています。まずは基準を下げることが大切です。
その上で、親がイライラして親子関係が悪化しないよう、定期的にリフレッシュすることも心掛けましょう。
明日ですが、「才能ある人の特徴と親のサポート法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。