小学生のクラブチームトラブル解決法

バスケットボール

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

小6男子についてご相談です。息子は地元のチームでバスケをやっています。

しかしここ数年、コーチの暴言、長すぎかつ厳しすぎる練習、友達関係のストレスから、朝起きると頭痛がして行けなくなることが何日かありました。なみに息子のレベルはまあまあうまい方です。

私はいっそチームを辞めたらどうかと聞きましたが、中学に入ったらバスケ部に入りたい、今のコーチは中学とは関係なく、苦手なメンバーも減るということで、それまで我慢してやると言います。

ただ、頭痛のせいで、夏休み前に2日ほど学校も休み、勉強もあまりやりたがらなくなりました。私としては、夏休みが明けてから学校に行けない日が増えるのではと心配です。

今は何とか親が理由をつけて練習に参加するペースを落とし、関係ないお友達との楽しみを増やすなどして気分転換させて何とか続けています。このような場合、どのような対応をすべきでしょうか。

今年に入ってからなのですが、部活動やクラブチームの監督の暴言で悩んでいる方からの相談が急増しています。今までは体罰だったのが、言葉の暴力に変わってきているようです。

そこで本日は、スポーツ顧問の暴言や体罰から子どもを守る方法をお伝えします。中学生でも考え方は同じなので、参考にしてみてください。

最優先は子どもの意思!ただそれは年齢による

子供

いつもお伝えしているように、最も優先すべきは子どもの意思です。いくら親が辞めさせたいと思っていても、子どもが継続を望むならその意思を尊重すべきです。

ただここで一つ考えてほしいことがあります。それは子どもが、自分で判断できる年齢かどうかということです。

今回の相談者のお子さんは小学校6年生です。6年生であれば、ある程度は判断ができるので8割お子さんの意思を尊重しても良いと思います。

ただ、精神的に幼かったり、そもそも年齢が低く(小学校低学年など)子どもの意思だけでは判断が難しい場合は、親が判断することも大事になります。

無条件の愛を伝えよう

愛情

お子さんが自分で判断できる年齢で、なおかつ継続する意思がある場合、とりあえず親としては子どもを見守ることが大事になります。

ただこの時は必ず「続けたいなら続けてもいいけど、絶対に無理しないでね。つらくなったらいつでも辞めていいからね。最悪、中学から転校もできるからね」

と伝えることが大事です。というのは、もしかしたら子どもが「周りの期待を裏切りたくない」という気持ちで続けている可能性があるからです。

特に小さいころから期待されていた子は、周りの期待があります。そのプレッシャーから、やりたくないのに続けてしまう可能性があるからです。

そうならないように、親だけは無条件で愛するということを伝えましょう。

他のお母さんたちの意見を聞き、必要なら抗議に行く

意見を聞く

最後にやっていただいたきことは、周りのお母さんたちの意見を聞くということです。部活動やクラブチームなどは、参加している子どもたち全員の意思で、運営していくものです。

もし周りのお母さんたちも「あの暴言はひどすぎる」と思っているなら、そのコーチに抗議しないといけません。仮にそのコーチを解任したとしても、子どもたちの権利を守らないといけないからです。

一方周りのお母さんたちは「あれくらい厳しくしてくれた方が良い」と思っているなら、抗議は難しいです。なぜなら、大多数の意見が勝ってしまうからです。

抗議したところで「周りのお母さんたちはこの方針で進めてほしいと言っていますので。合わなければ辞めてください」と言われてしまいます。

団体競技というのは、多数決の原理で方針が決まるため、こればかりは仕方のないことです。まずは周りの意見を聞いて、抗議すべきかを決めましょう。

本日のまとめ

親子

クラブチームや部活動の顧問、教師や塾講師などの言葉の暴力がある場合、まずは子どもの意思を確認しましょう。小学校高学年以降であれば、ある程度は子どもの意思を尊重してOKです。

ただあまりに幼く、自分での判断が難しい場合は、親が強制的に辞めさせるという方法も必要です。これも親の役目です。

子ども自身に継続の意思があるなら、周りの親の意思を確認します。大多数が「間違っている」と感じているなら、みんなで抗議をするようにしましょう。

チームは監督のものではありません。参加している方みんなのものです。子どもたちの成長につながる環境を、地域みんなで作っていきましょう。

明日ですが、「最も成績が上がる問題集のレベル」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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